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日記

BiSが解散した話。

2015/04/26

散々追ってたBiSが解散して少し経ったので、ちょっとまとめてみたいなぁと思う。

そんなにハマってないつもりである

ぼくを知ってる人からすると「何言ってるんだこいつ…末期だ…」って思われそう…。いや、ハマっていることは認めるけど、沼に例えるなら「足首から膝」までしかつかっていない。

BiSを知ってからどれだけライブやイベントに足を運んだか計算してみたら、数年で40ぐらい。どこで見たか忘れたけど、アイドルというのは年に200回イベントに通って「現場に足を運ぶ人」と扱われるのだとか。

現によく一緒にライブに行った友人は、数ヶ月で40回のイベントをこなしていたし、いかにライブに行っていないかがよくわかる。いや、だからといってどう、と言うつもりは無いけど。

なぜハマったのかわからない

解散後、友人と話していたのがコレで、これでハマったという決定的な何かが無い。気づけば「これはちょっと抑えて置かないとマズそうだな」、と思って注目していたら、徐々に(沼に)はまっていた。

BiSを知ったのは、ほんのちょっとしたきっかけ。その楽曲の良さには惹かれていた。気になってライブも見に行った。その時のことは今でも覚えている。意味がわからなかった。

楽曲の途中で急にみんな振り返ったりするし、意味わからないし、二度と見ること無いだろうなぁと思っていたんだけど、それが横浜アリーナであんなことになるとは。

一言で言うなら?

触れてみないとわからないし、ハマってみないとわからないな、ということを痛感した。BiSのよいところ、楽曲が良い、ライヴが凄い、とか色んなことを言えるかもしれない。

でも、そんなものはきっかけにすぎず、解散という目標に向けて、直向に活動するその姿に、まるで感染するかのようにやらたんじゃないかなと思う。

このライブで一番盛り上がる楽曲、BiSをよく表している。……どうやったら私たちが向かっていけるか?・他の人のことなんて気にしていられなかった・私たちについてきてくれたら世界は変わる。

まるで教祖からのメッセージ。魅力を一言で言ってしまえば「宗教」だ。それを「宗教だから」って批判することは簡単だし、そんなお気持ちは新興宗教に関する問題にぶつけてもらえればいい。

その結果、驚くほどの熱量が生まれたこと、その熱量や雰囲気が魅力そのものだったことに着目すべきだと思う。そう考えるとあの解散ライブは本当に何かの儀式だった。

カルチャーとして見るなら

アイドルの良さ、ざっくりというなら「アイドルといえば何やってもOK」、ということ。BiSのプロデューサーも同じようなことを言っていて、例えばPerfumeがテクノポップを扱ったり、でんぱ組.incが各種ポップカルチャーを扱ったり、フォーマットとしての「アイドル」が万能だということを証明してきたアイドルはたくさんいる。

そんなフォーマットとしての「アイドル」がロックやパンクといった90年代の音楽、そしてBIS階段が引っ張り出してきた80年代〜のサブカルチャーといったものを扱えるということを証明したのはBiSが残した功績の中でも大きなものだと思う。

アイドルのこれから

でもやっぱり「アイドルって…無いわ。」という声はあって、そういう人たちにこそ触れて欲しい。アイドルはどうやって「今までアイドルなんて…と思っていたけど、実際に入ってみたら…」という人をどうやって、どれだけ増やしていけばいいんだろうか。

もうアイドルに対するネガティブなイメージも払拭されたかのように思っていたけど、やっぱり難しそうだな。元から抱かれるイメージもそうだし、宗教的だから尚更。

見ずに触れずに否定することは本当に悲しいけど、少なくとも楽曲が良いことやカルチャー的な意義があることは、頭に置いてくれたら嬉しいな、というぐらいに考えている。国民的なアイドルになればそういう印象も抱かれなくなるのかなぁとも思うけど。

-日記