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iPod classicのHDDを換装!「iFlash Dual」取り付け方法

2016/08/09

前回の記事でレポートした、「iFlash Dual」、超快適なのですが、唯一の難点は、取り付けの敷居が高いことです。 ウェブ上に分解や換装に関するリファレンスはありますが、「iFlash Dual」の取り付けについてまとめます。 ただ「HDDの換装をしたい」方も参考になるかと思いますので、ご覧ください。

取り付けられるのは5世代目以降です。

「iFlash Dual」を取り付けられるのは、5世代目以降のモデル。なかでも5世代、5.5世代目(iPod Videoと呼ばれているモデルで、白または黒)がオススメです。6世代目以降は、剛性が高く、分解の難易度が高いです。あと6世代目は128GBが上限となっていて、大容量化のメリットが味わいにくいかもしれません。

5世代目・5.5世代目の方が音質が良い(DAが良いらしい)とも言われていますし、こちらがオススメです。ヤフオク!で6000円ぐらいで入手できます。細かな違いがいろいろある(coverflow表示とかアルバムリストにアートワークが表示されるか、などなど……。)ので、確認してみましょう。

iPod classic - Wikipedia
Launched: iFlash-Dual – The iPod dual SD adapter | Tarkan's BORED

iPodを開けよう

はじめに、iPodの電源を切るか、またはバッテリーをゼロにしましょう。ホールドスイッチをいれて、誤動作をしないように。分解の目標はこの画像です。この画像の状態になれば取り付け可能です。

IMG 6118

下記動画やリファレンスを参考に、iPodを分解します。下2箇所、左右4箇所ずつ、上に1箇所、合計11箇所の爪でとまっているので、そこに工具を入れて外していきます。爪の位置はiFixit、STEP3に高解像度の画像があるので、そちらを確認しましょう。爪のある箇所にピンポイントに工具を入れていきます。

iPod 5th Generation (Video) Hard Drive Replacement - iFixit

工具はAmazonで販売されているこちら。(iFlashの通販サイトでも同時購入可能です。)また細いマイナスドライバーもiPod内部で使用するため、必須です。

iSesamo iPod iPad iPhoneなどの開腹ツール

分解を進めていると、こっちの爪を外した拍子に、あっちの爪が戻った、なんてこともあるので、テレホンカードのような薄いカードを細かく切り、爪の合間に挟んで、解除された状態をキープすると楽です。

分解の手順は、底面、側面を片方ずつ、最後に天面です。全部の爪が外れれば、特に力を入れなくても 浮き上がってきて持ち上げることができます。側面の爪を外すときは、底面から天面に向かって外していきましょう。ディスプレイ付近で下手に力いれると、ディスプレイ損傷するためです。

バッテリーのフラットケーブルを取り外そう

無事ロックが解除できたら、フラットケーブルを取り外します。動画のようにバックパネルをズラすのが良いと思います。このケーブルを取り外せば、HDDへのアクセスが可能です。マイナスドライバで左、右、左、右、と少しずつ上にひきあげていきます。上まであがれば、特に力を入れること無くフラットケーブルを抜けます。

IMG 6200

Dockコネクタ付近にグレーか水色のゴムパーツがありますが、「iFlash Dual」を取り付ける場合は不要なので、外してしまってもよいです。

HDDを取り外そう

バッテリーのフラットケーブルを取り外したら、本を開くようにバックパネルを傍らに置きます。まだつながっているケーブルがあるので慎重に。決してバックパネルを分離しようとしないように。リファレンスによっては、もう一つのフラットケーブルを外して、バックパネルを取り外しているものもありますが、HDDの交換ではつながったままでOKです。

ここから先は別の動画を参照します。

いよいよHDDにアクセスするわけですが、ロジックボードとHDDを繋ぐケーブルは「iFlash Dual」で使うので、ケーブルのロジックボード側ではなく、HDD側を取り外します。動画を参考に、ケーブルを固定しているノブを起こし、取り外します。これは下から上に力を加えて、寝ているものを縦に起こす(90度起こす)イメージです。ハードル走で倒れたハードルを元に戻すようなイメージでしょうか。

iFlash Dualを取り付けよう

IMG 6119

iFlash DualにSDカードを装着します。1枚で使う場合は、スロット1に。2枚で使う場合も、スロット1に高性能なものを装着すると良いそうです。 さきほどHDDを取り外した時のように、ケーブルを取り付ける部分のピンを起こして、装着準備完了。動画を参考に取り付けます。

ちなみに取り付けるSDカードによっては相性問題が出る可能性があるので、リファレンスを参考に選びましょう。リファレンスに記載されていたものでオススメはこちら。ぼくも動作確認済みです。

(追記)その後、「安物でも動くのでは?」と思い、128GBで4000円ほどのSDカードも試してみたのですが、動作せず…。安定して使えるものを買ったほうがよさそうです。

装着前に「FAT32」形式でのフォーマットをお忘れなく!市販されている128GBなどのSDカードは、「exFAT」形式や「未フォーマット」状態のものが殆どです。その状態で取り付けてもエラーが発生し、同期に不具合が出ます。

Transcend SDXCカード 128GB Class10 UHS-I対応 (最大転送速度90MB/s) 無期限保証 TS128GSDXC10U1

「iFlash Dual」では底面のゴムパーツは不要なので取り外し、「iFlash Dual」を本体のフレーム内に収めます。左側のケーブルが、基盤の側面に挟まっているのが気になりますが、仕様ですので気にせずにOKです。

IMG 6120

あとは動画を参考に、またこれまでの記憶をもとに、逆の手順で組み立てていきます。ただし、厚みのあるモデル(iPodは世代ごとに小容量と大容量の2モデルが出ていて、大容量のものは厚みがある)は、Foam Padと描かれている位置に付属のパッドを取り付けて厚みをだします。

IMG 6121

あとは組み立てて締めるだけ……なのですが、「隅っこのバッテリーケーブルを取り付け、あとは爪をはめるだけ」という段階まできたら、閉じる前にiTunesに繋いで、正常に認識するか確認するようにしましょう! もし取り付けミスや認識しない場合、再度あける手間が省けます。

iTunesで「復元が必要なiPodが見つかりました」的なメッセージが出れば成功です。復元して、容量が正常に表示されれば、インストールは完了です。

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