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音楽

私設オーケストラが気になる。/「大沢伸一の仕事 2008-2012」

2013/10/21

大沢伸一の仕事 2008-2012

過去の作品集。これからの音楽が詰まっている。

前にもこのアルバムについてはコメントしたことがあるのですが、再度まとめてみたく、書き直します。クラブミュージックに括ることができるけど、それでも音楽に興味のある人は聴いてほしいアルバム。

大沢伸一はその時代を捉えた上で何年も先を行く楽曲を作っています。必聴はDisc2。

Disc1には日本国内の有名ドコロ、Disc2にはソロワークや海外アーティストの楽曲が収録されています。バリエーション豊か。これは仕事を受ける指標の1つに、アーティストのネームバリューはともかく、自分が携わることでより良いものに出来るかどうか、というのがあるようで。

聴いてみてやっぱり「日本語の楽曲のRemixが聴き劣ってしまう」という点はどうしても変えられなかった。浜崎あゆみのRemixなんて、一時期CDに大量収録されていたし、もうリミックスはちょっとお腹いっぱいです、というのもあるかも。

Disc2 / Essential Logic

その点Disc2は本来からクラブ系のアーティストの楽曲のRemix。最初から親和性がある。少し前クラブでかかっていた印象が強いけど、今聴いてみるとまた違って聴こえる。

中でも「Essential Logic」もうとにかくこれだけは。クラブミュージックわかんない人でも聴いてほしい。とにかく初めて聴いた時の衝撃度がすごかった。未来。

管楽器とニューヨークハウス仕込みの太いキック、テクノの電子的で、そぎ落としたミニマルさ、複雑な要素をとても高次元にまとめ上げてる楽曲。

音楽的多重人格者

自称「音楽的多重人格者」だそうです。バンドのベース、解散後ソロプロジェクトではニューヨーク・ハウス、その後「Shinichi Osawa」本名名義でフレンチエレクトロ、今は(EDMの悪影響で)テクノっぽい。「テクノトロニカ」と一時期称していたかな。

どれも雰囲気は全然違うけど根本とは共通していて、結局どの要素をどう落としこむかっていう話で。実は昔のテイストが感じられることも多い。

今後の活動で期待してるのは、私設オーケストラ。ダンスミュージックとオーケストラのハイブリッド。ソロワークはもちろんだけど、今後この活動がとにかく気になっています。

 

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